強制的デジタルデトックス
10月8日未明。Twitterのアカウントが永久凍結された。
数年前に投稿した「やばいクレーマーのSUSURUTV」の改変ツイート内に「殺すぞ~~~~~」と書いたままにしておいたのがよくなかったらしい。
こんなしょうもないことで、私は「暴力的発言の賛美者」ということになり、かれこれ9年間ほぼ毎日利用していたサービスから追い出されることになった。
率直に言えば、仲の良い人々とはすでにLINEやInstagram、Discordなどの別チャンネルで交流を持っているし、コネクションを維持するだけならそこまで不便はない。
目下の問題は、日々頭に浮かんでくるどうしようもない考えや思い付きをさらりと開陳できないストレスと、9年間の間に形成されてしまった自分のSNSネタ探し癖を抑えることだけだ。きっとそれもそのうち消えていくのだろうが。
意図せずデジタルデトックスを始めることになったが、なんだかんだおもしろおかしくやれている。
そんな最近の生活の断片をご紹介しよう。
犀川とは信濃川の一支流のことで、「梓川」と呼んだ方が皆さんもピンとくるかもしれない。当地は積極的な放流事業もさることながら自然繁殖したレインボートラウト(ニジマス)やブラウントラウトが生息しており、川と呼ぶにはあまりにも荒々しい流れの中に、最大80㎝に迫る素晴らしいコンディションの魚が潜んでいる。
ここで大物を獲ることを目標に、フィールドまで片道大体300km弱、往復だと600kmに迫る長距離を10月上旬だけで3回辿り、勝負を挑んでいる。
基本的に苦しい釣りは結構好きなので(釣れた時のカタルシスがデカいから)ジギングにハマっていたが、自分が最も好む遠征ジギング釣行はそうそう何度も行けるものではないので、相対的に「夜1時に起きて長野まで車飛ばせばチャレンジできる犀川」は難易度的にも、ターゲット的にも非常に魅力的でかなりハマっている。
日本有数のハイプレッシャーフィールドということもあり、ルーズに釣りをしていては魚の姿を見れないことはザラ、噂では10回通って1匹、といった恐ろしい話もあるようだが、幸いにも3回通って3匹と、エクストリームフィッシャーマンの矜持をなんとか保っている。狙うは60オーバー。なんとか今年中にけりを付けたいものだ。
次、ハマっている食べ物について。
最近、豆腐で白米を食うことにやけに執着している。
いわゆる「冷奴飯」というやつで、はた目から見るとドン引かれるタイプのめし。
これが異様に美味くて困っている。
作り方は(作り方、というにはあまりにもおこがましい気がするが)単純そのもので、白米に絹ごし豆腐(小さく小分けにされた充填豆腐が便利)をあけ、その上に鰹節と小葱を散らして、醤油を垂らしたらもう完成だ。
パンチが欲しいときにはごま油を一垂らししてみたり、塩昆布を乗せてみたり、刻みのりを乗せてみたりと拡張性が高いのも楽しい。
豆腐って定食屋で同じ膳に載っていてもあまり白米のアテとして考えた事がなかった人間だったので、「なんかおかずとしてイケるかも……」と気づいたときはかなり興奮した。
だって「幼馴染をいきなり異性と認識しちゃう系」のエロ漫画の展開に存在する昂ぶりとあまりにも似ているものだから……。
そんなわけで、平日はこれとみそ汁、漬物ばかり食べている。
どうせ事務仕事だからそこまで夕飯をガッツリ喰う事も無くていいのだ。食いすぎると血糖値が急激に上がって眠くなるし。
とはいいながらも、今日丁度安くなっていた牛肉の肩ロース切り落としを買ってしまった。ハレの日用に冷凍しておこうと思う。
そんなこんなでTwitterがなくても楽しくやってます。
あのアカウントが戻ってこない限りは、あまり戻る気力もないので、どうしても連絡を取る必要があれば、このコメント欄で言ってもらえればInstagram(本名でやってる)とLINE(本名でやってる)をお伝えします。ではまた。